英語の積上げ学習

英文解釈の積み上げは、英文を分解して文章の係りをノートに書き出すことから

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

文の係りを理解する

社会人が英語を積み上げていくための学習には「英文解釈」も欠かせません。

英文解釈では一文を正確に日本語に訳さなければならず、そのためには文の係りを把握するする必要があります。英文法の知識が求められます。レベル別問題集を使った英文法の積み上げにて「英文法」の学習について書きましたが、まず最初に英文法の基礎を一通り真何た後、「英文解釈」の学習にとりかかることにしました。

前から訳すこと

学生時代は英文を日本語に訳すとき、日本語における修飾語、被修飾語の関係から考えると、流れとしては当たり前のように後ろから訳してきました。

試験問題で、短い英文を日本語に訳す場合は、別段問題はないかもしれませんが、まとまった英文を読みこなすには、後ろから訳すのは効率が悪く、前から訳すのがよいのは、頭では分かっていても、実際できませんでした。

実際に使用した教材

文の係りを理解するのに役だった問題集

前から訳すことの必要性を感じたのは、このブログでも取り上げましたが、以下の本がきっかけでした。

「英文標準問題精講」 原 仙作 著 、中原道喜 補訂(旺文社)

 

この本は、第Ⅰ編(初期10日間)、第Ⅱ編(中期10日間)、第Ⅲ編(後期10日間)に分かれていて、実際解いてみたのは、第Ⅰ編の”基礎問題と研究・訳文”のみです。その理由は、第Ⅰ編で問題文それぞれに実際に英文を分解したものが図解されていて、初心者が理解するには、ここだけでも学習するのに十分であると考えたからです。

問題自体は、私大・国公立大の難関校レベルで難問が多いです。社会人の積み上げ学習では、難問が解けて受験合格することが目的ではないので、この本で参考にした箇所は、特性要因図のように文章を分解している図解の部分です。実際にこの図解を参考にしながら、自分で問題を解き、自力で訳してみました。訳例と比べると、自分の訳文は拙いものが多かったですが、文の係りを理解することが重要です。問題を一つ一つ自分で解いていくことで、前から訳すのに必要となる係りを理解できるようになったのも、この本がきっかけでした。

しかし、この段階では文章を分解して文の係りを理解することはできても、先程も書きましたが訳文が拙いために、訳を仕上げることまでは十分にできていませんでした。

英文解釈を積み上げる学習では、最初に土台部分を固めるため、次のことが必要です。

文の係りを理解

❷訳を仕上げる

訳を仕上げるのに役だった問題集

そのための教材として、この教材を選びました。

「入門英文問題精講」 竹岡広信 著 (旺文社)

 

  • 学習期間:2021年10月~12月(およそ3ヶ月)
  • 使用したノート:A4大学ノート3冊分

この問題集を選んだ理由と感想

  1. 過去問も含め問題数が72問と、1冊をやりきるには多すぎず少なすぎずのボリューム。
  2. 解説がわかりやすく丁寧である。→自分が実際に問題を解いてみてここを知りたい、と思った点をズバリ解説してくれていることが多く、独学で英文解釈を勉強される方には適していると言えます。
  3. 「精講」の項目で、実際に文章の係りが丁寧に解説されていて、初学者にも理解しやすい。

著者は竹岡広信氏で、予備校の講師として大変有名な方です。

英文の分解と係りを図解してみる

実際の作業内容を図解してみました。

②の段階では、日本語としてぎこちないものとなりますが、訳をスムーズに仕上げるため、前から訳したものを1つの塊の単位として、持っておくイメージです。

③の段階では、②の塊の単位を文脈から繋いでいき、日本語として整えていきます。

自分で作ったノートの一部

実際に作ったノートを抜粋したものです。

左ページに問題文のコピーを貼り付けておき、その下に英文を分解したものを書き込んでいきます。

問題文は別冊形式になっていて、A4コピーで見開き4問が記載されています。それを1ページに1問使います。ここで、ノートを使うのを惜しんで無理につめようとしないこと。ある程度の余白を作っておくことで、後で必要なことが書き込みしやすくなります。

次に、自分で実際に考えて文を区切った状態もの(構造分解)をノートに書き込みます。

右ページには、こちらも別冊にある問題英文のコピーを切り抜いて貼り付け、訳す際に必要な語句や関連熟語について読み、理解を深めます。

「自力訳」として、自分で訳したものを書きます。

最後に、訳例と比べて間違っている、さらには修正が必要な箇所を赤ペンなどで書き込みます。ここでは、自分の訳と訳例の差を比較することが目的ですので、自分で自分を添削する気持ちで修正することです。決して、きれいにノートを使おうとしないでください。特にされかに見せるものではないオリジナルノートです。どんどん書き込んで、自分のものにすることが目的です。

この問題集を1冊終えたことで、文の係りを把握するためのコツがようやく理解できてきましたが、多くの英文に当たって慣れないと感覚がつかめませんので、引き続き多くの英文に当たって、英語力アップを図っていきます。

問題集の選び方、実際のノートの作り方など、少しでも英文解釈の勉強の際、参考になればとの思いで記事にしました。

最後まで、お読み頂きありがとうございました。