これまで英語や理系科目(化学や物理)の勉強について、いくつか記事を書いてきました。
会社勤めをしながらの勉強は、私自身の実感ですが肉体的にも精神的にも想像以上に大変です。
この記事では、私の体験から勉強が少しでも負担にならないように実行していことを書いてみます。
空白の時間を確保し、気持ちに余裕を持たせる
社会人が勉強できる時間は通常、大きくは次の時間に分けられます。
①早朝 ②夜:帰宅後 ③休日
ここでは、主に机に向かってパソコンなどを使った勉強を前提としています。
学生時代の勉強と違い、特に社会人の場合、思わぬ残業や仕事でのストレスなどで、自分が立てた計画通りに進まない日もあります。
計画通りに進まない焦りから、勉強ができなかったもしくは勉強時間が少なかった場合、その分をむりやり別の日に詰め込もうとしたくなります。
その結果、焦りが焦りを生みやる気がなくなり、挫折するケースが多くなります。
実際、私がそうでした。
では、どうすればよいのか?
最初の計画の段階で、ゴールに余裕を持たせるようにすることで、計画が予定に対し遅れが生じても、予定通りにゴールができるという、安心感が生まれ、挫折しにくくなります。
私の場合、1週間くらいの幅を持たせることで、多少の遅れを吸収できるよう、計画を作る際は意識しています。
勉強時間を大雑把につかむ
勉強時間は、振り返りのためにも記録しておく方がいいですが、私は大雑把に5分単位で記録するようにしました。最近まで、1分刻みで記録していたのですが、記録することが目的になり、本来の目的を見失い、苦痛になってしまったからです。
本来の目的とは、計画したゴールに到達するのにどのくらいの時間が必要かを把握することです。1分刻みで時間の長短を記録するだけですと、その日の勉強時間が短かった時に悲観するだけで、全体の進み具合をつかむことを止めてしまうと考え、5分単位での記録にしたのが主な理由です。
併せて、計算がしやすい点もありました。
月単位でチャート化して、ゴールをイメージする
社会人の勉強で、特に独学の場合、自分で計画を立てて進めることになりますが、複数の項目を進めながら、ゴールを設定します。ゴールに到達するためにも、節目(週末、月末など)でチェックし、進み具合によっては軌道修正する必要があります。
その際のツールとして「ガントチャート」が便利です。「ガントチャート」はツールや書式が色々ありますが、パソコンできれいに作ろうとして時間をかけすぎるのはあまり良くありません。これは私が実際に経験したことですが、作ることに自己満足して中身が実現可能なものか、十分に吟味していないことが多かったです。そのため、進めていくうちに計画倒れになることがしばしばでした。
「ガントチャート」自体、方眼紙に手書きで書いたもので十分です。
方眼タイプのA4ノートを1冊購入して、自分の書き込みやすい大きさに線を引いて作れば、オリジナルのものが作れます。お金と時間の節約にもなります。
最初の段階で、ゴール到達までに必要なおおよその時間と日数を書き込んでおいて、実際にそれに基づいて行動し、振り返りの段階で必要により、計画との差を修正し行動するパターンです。
ここまで、私自身が実際にやってみた感じたことですが、少しでも社会人で勉強されている方の参考になればとの思いから、大きく3つに分けて書いてきました。
最後まで、お読み頂きありがとうございました。