●ビデオセミナー
・315号_Varian-GC/MS特許を読む(2)
・316号_Varian-GC/MS特許を読む(3)
・317号_Varian-GC/MS特許を読む(4)
・2914号_言語学と翻訳
・2939号_メタファー思考
・410号_特許翻訳と言語学の深い関係
・1159号_PAT-Transer_V12(インプレッション)
先週は夏バテの影響か、机に向かっても集中力が続かず、勉強時間が少ない週となってしまいました。朝晩も涼しくなり、勉強するには良い季節になりましたので、勉強を加速させていきます。
今日で講座受講から丸2年が経過し、明日からは講座延長期間に入ります。スカイプコンサルで頂いたアドバイス等を踏まえ、改善と行動を繰り返し、結果を残すための努力を継続していきます。
勉強時間の少ない週でしたが、自分にとっては、気付きというか訳出時の考え方(マインド)で腑に落ちる点がありましたので、ブログにアップします。
●ビデオセミナー410号を視聴して
先回の記事でも書きましたが、トライアルに合格出来ない要因として、「日本語力の欠如」を挙げました。訳出した文章が相手に理解できるものであるかどうか、最近はこの点を強く意識するようになりました。これまでも言語学関連については、いくつかのビデオセミナーを視聴しましたが、実際自分の腹にストンと落ちていませんでした。このビデオセミナーは初期のものですが、初期のものは分かりやすく説明されていることが多いと、感じます。最近のビデオセミナーだけでは、初期の頃の内容を踏まえて説明されていることが多いので、視聴する際は同じ内容のもの(例えば言語学)であれば、タイトルから判断して初期のものと最近のものを交互に織り交ぜながら視聴するようにしています。
前置きが長くなりましたが、このビデオセミナーでは、訳出時の考え方について説明されていました。「答えのない所で、自分で答えを出す。」これは、トライアルを経験した自分にとって、大変印象に残りました。実際の訳出作業を振り返ったとき、確かに資料の検索・印刷をしながら、辞書を参照し、一番上に記載されているもの以外にも、一通り目を通して文脈から適当である、と思うものを参考にして訳出していました。
しかしながら、辞書の説明の範疇で分かったような文章を作っていたのではないか、それでは、当業者には伝わらない。管理人様がよく言われる、「小学生、中学生に説明する際、分かりやすい文章であるか」言い換えれば、分かりやすい文章であるためには、自分が理解していないといけない。自分が理解せずに辞書の訳語で使い出があるものを並べていただけではないか。これでは単なる置換作業ではないか。このビデオセミナーを視聴しながら、自分の訳出作業はこれと同じようなことをしていたのではないか。その説明(訳文)がしっくりくるかどうか、その検討が不十分であったため、相手の求める基準に至らなかったと、納得しました。この点を今後の訳出作業においては、これまで以上に強く意識し、訳質向上を図っていきます。