3月に入り、講座延長期間の最終月となります。
3月末の卒業に向けて、管理人様へは追加レポートを提出致します。
ビデオセミナー3446号_受講生ブログへのコメント
この中で、私のブログに対してのコメントを頂き、ありがとうございました。対訳学習についてのアドバイスについて、自力対訳は順番を間違えると、ダウンスパイラルに陥ってしまう。基礎固めを優先させること、との言及がございました。確かに現在の自分のレベルでは、明細書を速く読めない、さらには公開訳文に対する違和感を見出すことは厳しいとの判断に至りました。そこで、2月の振り返りと3月に入るのを機に、勉強計画を見直しました。
勉強計画(3~4月)
1.有機化学の基礎固め
これまで特許明細書を読みながら、岡野の化学シリーズの復習を端々で行っていましたが、この程度の復習では到底基礎固めは厳しい、との考えに至りました。そこで大学1年生レベルで、高校化学の橋渡しも兼ねた有機化学のテキスト及び問題集を購入し、専用ノートを作り問題を解きながら、解答例との差を認識し理解を深める。
まずは有機化学の基礎を固めることに重点を置きます。
2.英語の基礎固め
大学入試の英文読解問題集を使い、文章構造をノートに書く。ここでは、解答例を覚えるのではなく、特性要因図のように文章を分解して、文の係りを把握する。特に特許明細書は一文が長いので、これを把握するための訓練が必要と考えました。このことは特許明細書の自力対訳につながるものと考えています。
3.特許明細書(日本語)の読み込み
2月は化粧品組成物を10件目標としていましたが、上記で書いたように化学の基礎が不十分であるため、スピードが出ない。結果、4件に終わりました。3月以降も有機化学の基礎固めをしつつ、化粧品組成物の読み込みを継続します。
4.ビデオセミナー対訳シリーズ_3Mフルオロポリマー特許を読む
「P&G特許を読むシリーズ」を終え、自力対訳を進めようとしましたが、基礎力が不十分な中で進めることは、リスクが高いとの思いに至り、「3Mフルオロポリマー特許を読むシリーズ」での勉強を進めます。その理由は、これまで「P&G特許を読むシリーズ」はチャンク取りのやり方をマスターすること等が中心でしたが、今回は自分で訳出し、管理人様との差を認識することが重要である、との位置づけです。
勉強計画のポイント
1.とにかく手を動かし図解し問題に対しての答えを考え、脳に汗をかかせる。
ただ、テキストを読んで、分かったつもりの勉強では最後まで終えても、中身が残らない。これまでそんな勉強が多かった。たとえ1日の進む量が少なくても、自分の手で書き考え抜く方が、思い出すきっかけになるし、印象に残ります。
2.完璧主義にならないこと。
この勉強計画は3~4月の2ヶ月間とし、有機化学と英語の基礎固めを最優先事項にしますが、分かったつもりになって、先を急ぎ2ヶ月間でテキストを終わらせことが目的ではありません。この期間にテキストが終わらなくても、自分の手で図解し納得するための時間を優先して取ることで、本当の理解が得られる。これまでの失敗と反省から、今度は同じ過ちをしないために、あえて時間を取ることが目的です。従って、2ヶ月経過した後、テキスト自体が完了していなくても、時間配分は変わるかもしれませんが、本当の理解をするための勉強を進めていく予定です。