- ビデオセミナー
・163号_名刺についてのエトセトラ
・1209号_トライアルレビュー(チェッカー編)
・1526号_チェッカー業務の利用法
・1604号_チェッカーから始めよう!
・2714号_チェッカーから始めようとしている人へ
・509号_翻訳祭・会員限定スペシャルレポート
・416号_翻訳祭について色々と語ってみた
・312号_Varian-Gas_Chromatography_Mass-Spectrometry_特許を読む(1)
- 対訳シリーズの再開
今回、新たな対訳シリーズを始めることにしました。と言っても、これまでの対訳シリーズが全て視聴し終わった訳ではありませんが、このシリーズは、自分が興味を持って勉強出来そうとの思いがあり、順番を変えて取り組むことに決めました。これまでの対訳シリーズのビデオセミナーは、受けの姿勢が強すぎてビデオの視聴を数多く進めようとして、自分で考えることが少なすぎたと反省しています。このシリーズでは、自分で手を動かし考え、管理人様との差を意識したやり方に変えます。従って、焦って前へ進むことより、自分で資料を検索し、ノートをアレンジして作成。秀丸・Tradosを使った自力翻訳、ビデオセミナーでのコメントと自分との差を可視化する。年内を一つの区切りとして、このシリーズを進めていきます。
- 鳥のように俯瞰し、淡々と
タイトルから何のことかと思われるかもしれませんが、先日、合否判定待ちであったトライアルの不合格の連絡がありました。今回の敗因は、大きく以下の2点にあると考えています。
①日本語力の欠如 ②積極的誤訳の可能性
提出訳文を改めて自分で読み返したとき、この訳文で相手に伝わるのか、もう少し工夫の余地がなかったか、そんな思いが強くなりました。また、原文から逸脱しすぎた訳文になっていなかったか、この点も反省材料です。タイトルとしては、単に「トライアルの結果」でも良かったのですが、思いとしては、自分に言い聞かせる意味もあります。会社員としての仕事もそうですが、結果が全ての世界、トライアルに合格出来ないことだけを考えると、次のステージに上がれないもどかしさはあります。しかしながら、トライアルを数社受けて、ビデオセミナーでの管理人様のコメントを聞くにつれて、合格出来ないのは自分のレベルが上がっていない、相手の求める基準に達していない、それ以上言葉を付け足すのは言い訳がましいとの思いが次第に強くなってきました。最近特に感じるのですが、仕事においてお金をもらう以上は、全員プロの世界にいることになります。一方で、同じプロでも、本当の意味で仕事が出来る人は、多くの言葉を発しない、それでいて自分で考え試行錯誤しながら淡々と仕事をされている。そういう人は、周りがいちいち言わなくても信頼されています。それとは別に、口先だけで良いことは言うけれども、中身がなく行動が伴わない。けれども立場は前者より後者が上だから、周囲もそれとなく合わせている。私は、後者より前者の仕事のやり方を見習うべきと思っています。今回のトライアルの結果を受け、駆け足で進めてきた部分の土台を固める意味も含め、もう少し自分と向き合う(対訳も含めた考える時間等)期間をとった上で、再度トライアルに挑戦します。期間については、出口を逆算した上でスケジュールに反映させますが、対訳シリーズと同じく、年内を一つの区切りにしたいと考えています。鳥のように俯瞰し、自分の立ち位置を把握しつつ、自分が納得しながら淡々と前へ進むスタンスで勉強していきます。