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〈参照特許明細書:特表2021-53249〉
【要約】
目次
高分子系固体電解質:polymeric solid electrolyte
∟固体電解質のメリット
∟液漏れによる発火のリスクがない
∟劣化しにくい上、副反応が起こりにくい
∟高分子系のメリット
∟分子量が10,000以上もあり、高温になっても固体の状態が維持される
∟高分子の鎖間に強い分子間相互作用が働くので水にも溶けない
導電材:conductive material
∟電流を負極から正極へ伝えるために使われる材料
∟コスト面から銅が多く用いられる
溶媒アニーリング工程:solvent annealing step
∟溶媒:他の物質を溶かす物質の呼び名
∟アニーリング:物質を加熱後、冷却して加熱した物質の性質を変化させる操作
溶媒アニーリング工程を通じ、電極活物質粒子と導電材の接触を強化する
↓
接触の強化によって、イオン伝導度と電池容量の改善が実現可能となる。
イオン伝導度:ion conductivity
∟イオンが電荷を運び移動することにより生じる物理的な性質(物性)
∟電荷:粒子や物体が帯びている(帯電)電気の量